KATTE

パフォーミングアーツや社会学のことについて、勝手にあれこれ書いています

クセのはなし、キーボードを叩いて文字を書きたくなる

 

博士論文の最終的な〆切が、日に日に近づいてきていて、余裕がなくなってきている。

 

余裕がないときほど、ブログなり、noteなり更新したくなってしまう。

ストレスが溜まると、マラソンをしたり歌を歌ったりする友だちがいるけれど、わたしは、どうでもいい文章を永遠と書き続けてしまう。単純に、キーボードを叩いているという作業が好きなのだ。
ガーっと、深く考えずに、指を滑らせていく感じは、たぶん、楽器の好きな人が一人で楽器を演奏する感じと近いのだと思う。(わたしはあんまり楽器をやらないので分からないけれど)

 

子供のころ、メイプルストーリーというオンラインゲームをやっていたときに、ゲームそっちのけで、友だちとチャットしているのが好きだった。会話の内容もけっこう面白かったのだけれど、それよりも、キーボードをただ叩いていることが好きだったのだと思う。

わたしは、普段、そんなにおしゃべりな方ではないのだけれど、おしゃべりが好きな人とかは、きっと、わたしがキーボードを叩くように、喋るのが好きなのだと思う。
(そうだとしたら、そういう人は、もしかして、家でも一人で喋りまくっていたり、するんだろうか・・)

 

こういう、つい、手段-目的の関係性とは無関係にやってしまうことを「クセ」と呼んで良いのだとしたら、そういう「クセ」を面白がっていきたい。
機械の中の遊び車みたいに、どことも噛み合っていないで、ぐるぐる回っている感じ、あの感じを、かわいがっていきたい。

手段-目的関係ばかりで、何をするべきかを決めていると、それぞれの人の違いというものは現れてこなくなる(手段-目的関係には、目的適合性という一つの正解がある)ので、そういう、その人なりの「クセ」を面白がっていけたらいいなあと思う次第であります。

 

 

 

天気がよかったので川でサンドイッチをたべた